なんだか最近本当に落ち着かない。
人間関係や職場のこと、はっきり言って僕にとって一番苦手でどうでもいいことで悩まされている。でも見過ごすわけにはいかないしなあ。
本当、今年は悩み多き一年ですよ。
まだ進行形ですよ。
過去形には出来ませんよ。

はあ。


まあこんなときは映画でも観て気持ち切り替えるか、というわけで買ってきた。

「大日本人」。


今日もハルシオンの眠気に挑戦中。不眠症でおなじみmasamoonです。

ところで最近、映画のリメイクとか続編がたくさんだ。
ハリウッドがリメイク・続編を作る理由はひとつ。前作のファンの集客と話題性のためだ。なんにしろ、不純、というか安い魂胆だ。

ロッキー・ザ・ファイナル、ダイハード4.0、地球最後の男などなど…
前作が好きな人は大抵、コレらを観て「やっぱり昔の方が面白かったな」と不完全燃焼で映画館を後にする。でも、感想がどうであれ、すでに入場料は支払われ、興行収入として映画館、映画会社に利益をもたらす。
ハリウッドにとって映画は商品だ。当たるかどうか分からない純新作を出すより、ある程度の利益を取れることが予想される続編、リメイクを出す方がイイに決まっている。

これって、映画を好きな人に大変迷惑な話だと思う…

と、思っていた。だがしかし、それも違うような気がしてきた。
それも、DVDの普及が原因だ。

必ずといっていいほど、そういう映画が公開される前には元になった作品のDVDが発売になる。僕が狙うのは、そこだ。

DVDの売り文句は、「最新作公開前にコレを見て予習!」とか言ってるが、それは実は違っていて、本当は「そんな変なリメイクとか続編より、元々の、思いでいっぱい詰まったあの作品が見たいんだって!」という層を狙っているのだ。

確かにハリウッドのやり方で、そこに僕らは乗せられているわけだが、それでも構わない。
トム・クルーズの宇宙戦争が無ければ、元の作品の、SF映画の金字塔と呼ばれたあの古いバージョンは観れなかったし、悪魔のいけにえだってそうだ。

今度はB級ホラーの名作「ヘルレイザー」「ハロウィン」が製作されるそうだ。
もちろん僕が狙うのは、そんなCGとかで安く仕上がったイマドキリメイクの方ではなく、それに乗って発売されるだろう元のバージョンのDVD化。

さあ、どんどんこい、リメイク!ハリウッド!僕はDVD代で貢献してやるぞ。
DVDで「悪魔のいけにえ」を観た。

僕がホラー映画にハマったのは80年代。
その頃はそれはもうスプラッター全盛で、シャワーみたいな血飛沫とか、人形みたいに簡単にバラける人体の描写ばっかりで、それが普通だった。こんなのばっかり観てるもんだから、ホラー映画は画面が派手なだけで、怖いと思ったことはほとんどない。面白いホラー映画の基準は、どれだけ怖いかよりどれだけエグいか、だった。
まいどまいどのことだが、僕は映画館に足を運ぶよりテレビやDVDで見ることのほうが多いので「旬の映画批評」が出来ないわけで。

とにかく、今回書くのはテレビでやってた「SIREN」だ。

これは元ネタがPS2のホラーゲーム。やったことはないけどすごい怖いらしい。CMもすごく怖くて、あまりの怖さにCMが放送中止になった、というのは覚えている。
そういうのが元ネタだから、映画も怖いのだろうと思って観たわけだが…

なんだこの映画。
昔たまたま深夜テレビとか昼の洋画劇場とかで観た映画を、タイトルも内容もあまり覚えてないくせになんとなく忘れられない。
そんな経験はあるだろうか?

僕にとってのそんな一本がこの「悪魔の追跡」だ。

タイトルからしてホラーなのだが、いわゆる悪魔は出てこない。
もっと怖いものだ。

休日をキャンピングカーで過ごそうと田舎を訪れた主人公のグループは、ある夜カルト教団の殺人儀式を目撃してしまう。主人公はなんとかこの事件を知らせようとするのだが、全く土地勘の無い場所で、しかも警察を含めて町の人々全てが教団の一味かもしれないという状況。そして敵は行く先々で攻撃を仕掛けてくる。主人公も、逃げ延びるために武装して立ち向かう、という話。

たしか小学生くらいの頃観て、ラストのインパクトが脳裏に焼き付いて離れなかった。
その後も何度もサンテレビの洋画劇場とかでやる度、これとは知らず観はじめて、アッこれあの映画だ!と思ったものだ。今回も、この映画のDVDをなんとなくネットで見ていてピンときた。

それにしても、見知らぬ土地で見知らぬ他人が全て敵に思えてしまう恐怖。
本来なら市民を守るべき警察すらそう見えてくるのだから、まさに孤立した状態だ。

田舎という独特のコミュニティから疎外された孤独の中、主人公たちに迫る「悪魔」とは、誰もが敵にしか見えなくなってしまう疑心暗鬼の心。

現実の悪魔の姿とは、僕たちの身の回りにいる普通の人たちなのだ。

いや〜怖い映画でした。

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